【起業】個人事業主と法人の違いは?分かりやすく解説!

どうもカルマです。

今回は起業するに当たり、個人事業主
していくのか?法人としていくのか?
それぞれのメリット・デメリットを解説
します。

また、個人事業主から法人へ「法人成り
するタイミングについても触れたいと
思います。

この記事を読めば
「個人事業主とは?」
「法人とは?」
「個人事業主と法人の比較」
「法人成りのタイミングは?」
が分かります。

個人事業主とは?

個人事業主とは会社(法人)という形態を
取らず、個人の責任の範囲内で事業を行う
形態のことです。

つまり、あなたのお財布で事業を行うと
いうことです。

ちなみに「事業」とは「繰り返し行う」こと
が定義づけられていますので、
フリーマーケットやネットオークション等で
一時的に儲けたものは事業とは言いません。

個人事業主としての開業は非常に簡単で
一日で出来ます。
費用は無料で、税務署に行って「開業届」を
出すだけです。

開業届は、基本的に事業を開始したらすぐに
出さなければなりません。
個人事業主の場合、事業年度は1/1~12/31
決まっているので、例えば6月に開業したら
6月~12/31が一年目となります。

確定申告2/16~3/15に行い、前年の所得額
を申告します。

個人事業主という名称から「一人で」事業を
行うと誤解されやすいですが、従業員を雇う
ことは出来ます。
個人事業主=自営業者と考えてもらえば、
分かりやすいと思います。

街の自営でやっている喫茶店でもパートさん
とか募集していたりしますよね?!

繰り返しになりますが「個人で事業を行う」
ではなくて「個人の責任で事業を行う」
という意味です。

個人事業主のメリット・デメリットは?

メリット

手続きが無料で簡単。

・経費を計上出来ます。基本、事業に関連する
費用は全て計上出来ますが、税務署に論理的
に説明する必要があります。

・自己裁量で仕事が出来ます。
一国一城の主です。

事業が赤字の場合は、所得税は免除されます

・経理、税務は比較的簡易で個人で対応できる
レベルの難易度です。

デメリット

・「法人」に比べて「社会的信用」は低いです。
法人としか取引をしない会社もあるので、
業種によっては個人事業主では商売が
成り立たないなんてこともあります。

・所得税は売り上げが上がれば上がるほど料率
が上がる累進課税になるので、法人に比べ
損な面もあります。

・確定申告を自分でやらなければなりません。
税理士に代行してもらうことは出来ますが、
事業規模から考えるとマイナスです。

・赤字の繰り越しは法人が7年なのに対し、
個人事業主は3年までしか出来ません。

法人とは?

法人とは、あなた個人ではなく「法人格」と
いう別人格が会社を経営するということです

つまり、あなたのお財布と会社のお財布は別
ということになります。
もし、会社で損害が出ても、あなたが個人的
にお金を出すということは無く、あくまで
会社の事業からでた収益から支払われること
になります。

法人化することによって会社はあなたのもの
ではなくなります。あなたは会社から給与を
もらう形になります。

法人のメリット・デメリットは?

メリット

社会的信用が高まります。他社との取引や
金融機関からの融資の面で有利になります

・経営者(あなた)や家族に給料を支払う
ことが出来ます。これを経費として計上
出来ます。

・個人財産を守ることが出来ます。

・資本金が1億円以下なら、交際費は年間
800万円まで計上出来ます。

所得税よりも法人税の方が安いので節税
出来ます。

・経営者の特権として個人の生命保険を半額
会社負担に出来ます。

・社宅として住居費の5割程度を
計上出来ます。

・赤字の繰り越しは7年まで出来ます。
(個人事業主は3年)

デメリット

・起業時に25~30万円程度お金が
かかります。法人の場合は定款作成、
定款認証、設立登記などが必要
です。

・会計、税務が個人で対応出来ない
レベルになるので、税理士を雇う
コスト
がかかります。

・従業員を雇った場合、社会保険料の
負担(半額)がかかります。

個人事業主と法人の比較

開業のしやすさ

個人事業主の場合は「開業届」を税務署に
出すだけで無料即日出来ます。

これに対し、法人の場合は手続きもちょっと
手間がかかり25~30万円程度お金が
かかります。届け出は法務局になります。

社会的信用

これは圧倒的に法人の方が高いです。
金融機関からの融資や借入の際も差がでます
そもそも個人には銀行などは融資して
くれません。

税金面

個人事業主の場合、かかる税金は所得税、
住民税、消費税、個人事業税
の4つです。

このうち消費税に関しては基本的に
開業後2期は免除
されます。

法人の場合、かかる税金は法人税、地方法人
特別税、法人住民税、法人事業税
です。

この他にもあなたを含む従業員の所得税、
住民税も納めなければなりません。

しかしながら節税面の自由度は法人の方が
圧倒的に有利です。
経費で計上出来るものが法人の方が多い
ということです。

社会保険

個人事業主の場合、従業員数が5名以下の
場合、社会保険の加入は任意となります。
法人は人数に関わらず強制です。

社会保険の負担は会社にとって大きいので
個人事業主の方がこの点では有利です。

法人成りのタイミングは?

個人事業主として起業して、後から法人に
変わることを「法人成り」と言います。

法人になるメリットは個人で事業を行う場合
主に節税面だと思います。

この節税面での効果が期待できる目安として
年間の売り上げ利益が800万以上
1000万円が見えてきたタイミングが
一番ベストです。

また、消費税の免除が2期なので、3期目から
法人成りすれば、更に2期免除されます。
法人はあなたとは別人格と見なされるので
こうなります。

あとは、職種によっては節税面よりも社会的
信用が必要な場合もあるので、あくまで事業
経営ベースで考えた方がいいです。

まとめ

①個人事業主とは会社(法人)という形態を
取らず、個人の責任の範囲内で事業を行う
形態のことです。

②法人とは、あなた個人ではなく「法人格」と
いう別人格が会社を経営するということです

③個人事業主、法人共に様々なメリット・
デメリットがあります。
事業の成長段階に応じて個人事業主から法人へ
「法人成り」することもあります。

いかがでしたか?

結局、個人事業主、法人のどちらで起業する
のがいいのか?ということですが
特殊な業界事情が無い限り、ある程度の
利益がたつまでは個人事業主としてやるのが
いいのかな?!と思います。

年間利益1000万円が見えてきたら
「法人成り」しましょう。